SDGsには少し懐疑的です…

「こういう意見をいうと、ひねくれていると思われるかもしれませんが、今まで『大量生産・大量消費』してきた企業が、いきなりSDGsに取り組みます!と言っても、ただのコマーシャルなんじゃないの?って白けてしまいます。よって、今の猫も杓子もSDGsっていう風潮はちょっと…」(39歳/2歳の男の子のママ)

「SDGsって大々的にキャンペーンしているだけで、何をしてどのような結果が期待できるのかが、全く見えてこないから」(40歳/小学1年生の男の子のママ)

「再生可能エネルギーとかで、森林破壊して太陽光パネルを設置する矛盾。エコではなくエゴではないの?」(36歳/2歳の女の子のママ)

懐疑派のママの多くは、企業の宣伝にしか見えない、賛同できない目標もある、という意見でした

おわりに

実は今回意見を聞いた中で、一番多かった回答は「よくわからない」というもの。もしかしたら、これがママたちの正直な意見なのかもしれません。

さらに、筆者が懸念しているのは「SDGsは賛同ありき」という雰囲気になっていること。SDGsをさらに浸透させるためには、あえて「懐疑的な意見」や「反対意見」もピックアップして、どのようなデメリットがあるかも、しっかりと伝えるべきではないでしょうか。

参考資料

大中 千景