そして、SDGsが急速に認知されるようになった一番の理由と考えられるのが、各企業がSDGsを重要なビジネスチャンスとして認知したこと。

SDGsへの取り組みを積極的にアピールすることによって、社会的信用を高めることができ、結果として自社のブランド価値を高めることができる、という企業が増加したわけです。

また、大企業が積極的にSDGsへの取り組みをアピールすることによって、取引先である企業も追随して変化を求められる…。こうして、SDGsが一般的に、広く普及するようになったのだと考えられます。

子育て中のママは、SDGsについてどう思っている?

このような背景から、最近急速に認知されるようになったSDGs。子育て中のママはいったいどのように感じているのでしょうか?意見を聞いてみました。

SDGs大賛成です!

「やっぱり子供たちのために、よりよい世界、よりよい社会を作っていくことが私たち大人の責務だと思うので、SDGsは素晴らしい取り組みだと思います。私もそうだけど、こうして具体的に目標を掲げてPRすることで、SDGsを意識する人が増えてくると思う」(39歳/3歳の女の子のママ)

「賛成とか反対とかではなく、人として取り組まなければいけない課題だと思います」(40歳/小学2年生の男の子のママ)

「子供が学校の授業で、SDGsについて学んだらしく、食品ロスや環境問題について関心を持つようになりました。私たちが、まず、できることからやっていこう、と思える、いいきっかけになりました」(45歳/小学4年生の女の子のママ)

自身や子供たちが、「よりよい地球」について考えるいいきっかけになった、子供たちのためにより暮らしやすい社会を構築したい、という理由から、賛成というママがたくさんいました。その一方で、こんな意見も…。