70代のリアル貯蓄事情「高齢者は本当にお金を持っているのか」 

Nataba/iStock

夏休みや冬休み、ゴールデンウィークなど長期の休みになると、小さい頃は祖母の家をよく訪ねたものです。

普段言えないわがままも祖母には言える・・・孫の私の願いを叶えてくれる優しい存在でした。

「おじいちゃん」や「おばあちゃん」と言えば、孫をよく可愛がってくれるというイメージですよね。

孫を持つ人も多い70代ですが、周りとの付き合いや孫や子への出費で意外と支出がかかる年代でもあります。

年金だけでは生活が厳しいと言われる昨今、70代のおサイフの中身はどうなっているのでしょうか。気になりますね。

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私は、大学卒業からこれまでファイナンシャル・アドバイザーとして、多くのお客様のファイナンシャルプランニングを担当してきました。

お金に余裕のあるイメージの70代。今回は、その70代のリアル貯蓄事情を見ていきたいと思います。

70代の貯蓄額はいくらか

金融広報中央委員会の「令和2年家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査]令和元年調査結果」をもとに、70歳以上の世帯の貯蓄額を平均値と中央値からみていきます。

70歳以上の金融資産保有額(金融資産を保有していない世帯を含む)

  • 平均値:1786万円
  • 中央値:1000万円

平均値は、一部の極端に大きな数値に影響されて、実態より値が大きくなりがちです。

中央値は、数値を小さい順、あるいは大きい順から並べて、ちょうど真ん中に位置する値を指します。

実態を表す数値を参考にしたいのであれば、中央値を参考にされると良いでしょう。

上記の中央値を見ますと、値は1000万円となっています。

70代はある程度の貯蓄は持っていることがわかりますね。

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執筆者
  • 鶴田 綾
  • ファイナンシャルアドバイザー

福岡女学院大学卒。卒業後まもなく渡米、1年の留学生活の後、日本郵便株式会社にてリテール営業に従事。特に生命保険の販売では商品分析を得意とし、豊富な商品知識を持つ。お金の悩みに徹底的に寄り添う姿勢で顧客からの信頼も厚い。現在はこれまでの金融商品の知識を生かし、個人向け資産運用のサポート業務を行う。一種外務員資格(証券外務員一種)などを保有。