さいごに

長期化するコロナ禍。いわゆる「巣ごもり消費」が定着しつつある今。レジャーや外食を控える風潮がほぼ「当たり前」の状態になりつつあります。

こうした傾向は、早くも各家庭の貯蓄事情にも影響を与え始めているようです。

同調査によると、単身世帯・二人以上世帯ともに、前年調査(2019年)と比較して、いずれの世代も貯蓄額が増えた、という結果が出ています。

仕事のこと、お金のこと・・・。先の見通しが立ちにくい今。しっかり「財布のヒモを締めている」ご家庭が多いことがうかがえるデータといってもよいでしょう。

ライフスタイルや家族構成はひとそれぞれです。また現役時代の収入や、老後の年金額にも個人差があるでしょう。

「人生100年時代」を見据えた長期的な資金形成は、できるだけ早めにスタートすることがポイントとなります。

若い世代のみなさんの中には、「教育費や住宅ローンといった固定出費が多すぎて、なかなか貯金が増えない」

そんなことから、貯蓄へのモチベーションがなかなか上がらずにいる方も少なくないでしょう。

とはいえ、資産運用は、一般的に「長期間運用するほどリスクが減り、リターンが安定する傾向がある」といわれています。

「子育てと仕事で大忙し。そんな我が家にぴったりのお金の貯め方ってあるのかな?」
「金融商品ってたくさんありすぎて、どれを選べばいいのか分からない・・・」

そんなお金のお悩みがある方は、ぜひ一度資産運用のプロのアドバイスを受けてみられることをおすすめします。

あなたとご家族にぴったりの、お金の増やし方と出会うきっかけになるかもしれません。

【ご参考】貯蓄とは

総務省の「家計調査報告」[貯蓄・負債編]によると、貯蓄とは、ゆうちょ銀行、郵便貯金・簡易生命保険管理機構(旧郵政公社)、銀行及びその他の金融機関(普通銀行等)への預貯金、生命保険及び積立型損害保険の掛金(加入してからの掛金の払込総額)並びに株式、債券、投資信託、金銭信託などの有価証券(株式及び投資信託については調査時点の時価、債券及び貸付信託・金銭信託については額面)といった金融機関への貯蓄と、社内預金、勤め先の共済組合などの金融機関外への貯蓄の合計をいいます。

参考資料