この投稿主は、何気ない一言から、夫が
- 自分の意のままにならないと、何も言わずに不機嫌になり、取り付く島もないような人
- 自分のことを家政婦やハウスキーパーのような存在だと無意識に思っている
という風に認識しました。きっとこの先、結婚生活を続けていくうえで、この思いにずっと縛られてしまうのではないでしょうか。
そしてこの投稿を読んだ人たちは、「果たしてそんな人と結婚していることは幸せだと言えるのか…?」と考えてしまったはずです。いくらほかに良いところがあろうとも、優しいエピソードが公表されようとも、決して汚名返上とはならない重大な失言、といえるかもしれません。
まとめ
この問題を「刺身をパックのまま出すかどうか」という、いわば慣習の違いにフォーカスを当てると、投稿主の夫は「幼稚な人だな」という印象で終わります。しかし今回は、投稿主に発した発言に焦点を当てることで、夫が抱いている「旧態依然とした『良き妻』像」が浮き彫りになったのです。
夫の「自分で刺身をパックに出すのはイヤ。それを自分でやるのは意味がない」という発言は、裏を返すと「自分がやりたくないことをやらせるために結婚した」という風に取れてしまいます。
果たしてそんな相手と結婚する意味とは…?と思うのは、行き過ぎでしょうか。
大中 千景