「100歳まで生きた場合」のお金のはなし

ここから先は、この記事のテーマでもある、老後の生活費の「不足部分」にフォーカスを当ててみていきます。

ここでは住まいの形態による違いを比較します。

持ち家派の場合

「持ち家」にお住まいで、家賃の支払いや住宅ローンの返済がない場合、毎月の不足額は4万2730円です。

この状態で60歳から老後が40年続いたと仮定すると、不足額は2051万400円となります。

賃貸派の場合

老後、賃貸物件に住む場合は、この不足額に家賃として毎月10万円を追加すると、毎月の不足額が14万2730円となります。

この状態で、60歳から老後が40年続いたと仮定すると、不足額は6851万400円となります。

このように、世帯ごとの暮らし方により、老後に必要となるお金は大分変わってきます。

ここでは「住まい」にフォーカスして計算しました。

老後も賃貸物件に住み続ける予定の人は、持ち家派以上に、コツコツと老後資金を準備していく必要があるといえそうです。