まだまだ予断を許さない新型コロナウイルス。私たちの生活も大きく様変わりして、はや1年近くが経過しています。
生活様式が変われば、同じく変化するのが「消費支出の内訳」「金額」。特にこの1年は、今まで思いもしなかったアイテムにお金を使ったのではないでしょうか?
そこで今回は、「ニューノーマルライフ」や「新型コロナウイルス感染予防対策」のために、どんな商品に、いったいどれくらいお金を使ったのか、リサーチしてみました。
消費支出ダウンの中、消費額がアップした項目も
3月9日に総務省が公表した「1月の家計調査」によれば、2人以上の世帯の消費支出が26万7760円と、前年同月より実質6.1%ダウンしたことがわかりました。
しかし、内訳をみると、外食費、旅行・レジャー費などが大幅に下がったのに対し、マスクなどの保健用消耗品は28%増加、冷凍食品も28%増、酎ハイ・カクテルが32%増と、消費が増えた項目も少なくありません。増加した項目に共通するのは、やはり「コロナ感染予防対策」や「巣ごもり生活好適品」です。