2021年3月16日に動画にて公開された、株式会社フルスピード2021年4月期第3四半期決算説明の内容を書き起こしでお伝えします。※話し言葉に忠実に書き起こしております。

スピーカー:株式会社フルスピード 代表取締役会長 友松功一 氏

2021年4月期第3四半期決算説明

友松功一氏:フルスピード代表取締役の友松でございます。それでは私より、2021年4月期第3四半期の決算概要につきまして、ご説明いたします。

業績推移

サマリーでございます。今期は緊急事態宣言の影響を受けまして、特に第1四半期につきましては、業績にかなり影響がございましたけれども、足元は回復してきておりまして、通期業績の進捗につきましては順調に推移している状況でございます。

FY2021.3Q実績

第3四半期の数字でございますけれども、売上高は147億1,900万円、営業利益は6億1,300万円と、減収減益という結果になっております。

新型コロナの影響見込

新型コロナウイルスの影響でございますけれども、先ほどお伝えいたしましたとおり、第1四半期は特に1回目の緊急事態宣言の影響を強く受けまして、前期比でもマイナスという状況になっておりましたけれども、売上は徐々に回復している状況でございます。

2回目の緊急事態宣言の影響も多少受けておりますけれども、概ね予想どおりの影響でございますので、このまま順調に推移していけるのではないかと考えております。

FY2021.3Q進捗

通期業績の計画の進捗でございますけれども、ご覧のとおり、売上高につきましては約73パーセントの進捗、営業利益・経常利益につきましては約90パーセントの進捗でございます。

売上高の増減分析

売上高の増減分析でございます。売上高は、アドテクノロジー事業につきましてはマイナス14億600万円、インターネットマーケティング事業につきましてはプラス5,500万円という結果になっておりまして、147億1,900万円の着地となりました。

営業利益の増減分析

営業利益の増減分析でございます。こちらも、売上高の減少に伴う粗利の減少の影響を販管費で吸収しきれておらず、約23パーセントの減益という結果になっております。

財務体質

B/Sでございます。こちらは現状、自己資本比率が59パーセントということで、純資産も順調に積み増しておりまして、44.4億円の着地となっております。

アドテクノロジー①

事業の進捗でございます。まずはアドテクノロジー事業ですけれども、2月にMicoworks株式会社と資本業務提携を締結いたしました。

こちらはLINEに特化したCRMとアフィリエイトをかけ合わせたような新規サービスを展開していくところを進めております。新たなアフィリエイトサービスの収益源ということで、力を入れてまいりたいと考えております。

アドテクノロジー②

以前に資本業務提携を発表させていただきましたけれども、株式会社BitStarとの業務提携についてでございます。

こちらは、インフルエンサーの中でも、特にマイクロインフルエンサー中心にマッチングすることによりまして、今までよりも簡単にインフルエンサーの方と広告主の方が契約して、しかも成功報酬でインフルエンサーマーケティングができるという強みを持っておりますので、こちらも力を入れて営業展開してまいりたいと考えております。

アドテクノロジー③

昨年7月に買収いたしました「UREBA」の事業についてでございます。こちらも累計の成約件数が100件を突破いたしまして、順調に拡大しております。今後も、WebサイトのM&Aを中心に、アフィリエイトとの協業も含めまして拡大を図ってまいりたいと考えております。

インターネットマーケティング

インターネットマーケティング分野に関する進捗でございます。インターネットマーケティングは、こちらのスライドにございますとおり「Start DX」を掲げております。

現在、地方、中小企業さま向けに「DX」というフレーズが走っておりますけれども、中に入り込みまして、中小企業さまに寄り添ったかたちでDXを展開してまいります。こちらのサポートをより広げてまいりたいと考えておりまして、さらにサービスを拡張していくところを行っております。

M&A戦略

最後に、M&Aに関する領域の進捗でございます。こちらはご覧のとおり、2月にMicoworks株式会社との資本業務提携を行いまして、連携を順調に進めていけると考えております。

以上で、私より2021年4月期第3四半期の決算の概要につきましてご説明いたしました。ありがとうございました。

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