今年65歳になる人は、いよいよ公的年金の受給がスタートします。

もう既に裁定請求書がお手元に届いたという人もいるのではないでしょうか。

老後にもらえる年金は現役時代の給料のように頑張れば増えるものではありません。大切に使っていきたいですね。

この厚生年金や国民年金ですが、全ての人が受給しているわけではありません。中にはもらえない人もいます。

厚生年金や国民年金がもらえない人とはどんな人なのでしょうか。

そこで今回は、厚生年金と国民年金がもらえない人はどんな人か、そして老後対策について確認していきたいと思います。

老齢基礎年金の受給要件とは

すべての20歳以上の人は、公的年金制度への加入が義務付けられていますが、事情があって年金保険料が払えないという人もいるかと思います。

会社員の場合は会社が納付してくれるので未納は起こりにくいですが、フリーランスは自分で国民年金の納付手続きをする必要がありますので未納になるケースがあります。

特に昨年から続くコロナ禍で年金が未納になっている人もいるかもしれません。

未納はできるだけ避けたい事態です。

というのも、公的年金は一定の支給要件を満たさないと受給資格が得られません。

年金がもらえないという事態を避けるためにも、免除や納付猶予制度の活用を検討しましょう。

ちなみに老齢基礎年金の受給要件は次ページのとおりです。