東証マザーズ株価指数は4日続落、売買代金は4日連続で2,000億円を下回る

東証マザーズの出来高は8,730万株、売買代金は1,565億円となりました。

出来高は先週末より増加しましたが、売買代金は減少しています。個人投資家の物色意欲が小休止となり、売買代金は4日連続で2,000億円を下回るなど、全体的には盛り上がりに欠けた商いとなっています。

また、株価指数も▲2%安に迫る下落となり、これで4日続落となりました。終値の1,200ポイント回復もやや遠のいた感じがあります。

日立製作所が3日連続の昨年来高値更新、伊藤忠商事など商社株も高値更新相次ぐ

日経平均株価の上昇に寄与した上位3銘柄

  • KDDI(9433)
  • 京セラ(6971)
  • オリンパス(7733)

ハイテク株では日立製作所(6501)が3日連続で昨年来高値を更新し、精密機器株の中ではオリンパスも再び高値更新となりました。

また、小売り株では緊急事態宣言解除後の正常化を視野に百貨店株が買い戻され、J.フロント リテイリング(3086)、高島屋(8233)、三越伊勢丹ホールディングス(3099)が堅調に推移しています。

さらに医薬品株では、先週末に米バイオ製薬モデルナの新型コロナウイルスワクチンの製造販売承認を厚生労働省に申請した武田薬品工業(4502)が大幅高となり、アステラス製薬(4503)や塩野義製薬(4507)も値を上げました。