大企業と中小企業の退職金「みんないくらもらっているか」

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3月は年度末のため、3月末日に定年退職を迎える予定の人も多いのではないでしょうか。

最近は60歳以降も定年再雇用制度などを利用して、仕事を続ける人も珍しくありません。

定年後も無理のない程度に働くのが健康にはいいかもしれませんね。

定年退職の一番の楽しみは、なんと言っても退職金でしょう。まとまったお金を受け取れるわけですから、感慨もひとしおです。

定年退職は当分先の人でも、自分の退職金はどれくらいもらえるのか気になりますよね。

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私は大学卒業後、信用金庫での勤務経験があり、FPの資格を持つファイナンシャルアドバイザーとして、多くの方のファイナンシャルプラニングに関わってきました。

そこで今回は、会社員の退職金について、大企業と中小企業で違いはあるか、いくらもらっているかについて見てみたいと思います。

大企業の会社員、退職金はいくらか

まずは、大企業の退職金額を見ていきたいと思います。

中央労働委員会公表の「令和元年退職金、年金及び定年制事情調査(2019年)」を参考にします。

資本金5億円以上かつ労働者1000人以上の企業を対象とした「モデル退職金」(学校を卒業後直ちに入社して標準的に昇進した者の内、モデル条件に該当する者の退職金)は以下のとおりです。

大企業の退職金額(大学卒、事務・技術労働者、総合職相当、自己都合)

  • 勤続10年:186万1千円
  • 勤続15年:407万6千円
  • 勤続20年:801万8千円
  • 勤続25年:1287万円
  • 勤続30年:1898万3千円

大企業の退職金(大学卒、事務・技術労働者、総合職相当、会社都合)

  • 勤続10年:312万8千円
  • 勤続15年:588万4千円
  • 勤続20年:965万9千円
  • 勤続25年:1426万9千円
  • 勤続30年:2012万9千円
  • 定年:2511万1千円

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執筆者
谷口 裕梨

同志社大学卒。大学卒業後、京都中央信用金庫で投資信託や生命保険などを活用した資産運用アドバイス、相続相談、融資、為替業務などに従事。その後は福知山市役所で主に中小企業支援などに携わる。現在はこれまでの金融商品の知識を生かし、個人向け資産運用のサポート業務を行う。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)などを保有。