メルカリに「モルカー」の偽グッズがアップされる騒ぎも

更に、メルカリの場合はユーザーが東京・関東圏に集中しておらず、全国各地に散らばっています。

実際、私がメルカリで取引したことがある方の住所は非常にバラエティ豊かでした。したがって、メルカリ上で起きる出来事は「日本国内の流れ」を読むのに役立ちます。

例えば、今年1月に放映が開始されたアニメーションであり、Twitter・pixiv(イラスト投稿サイト)などの各種SNSで人気の「PUI PUIモルカー」についても、放映開始1ヶ月未満において、メルカリ上で事件がありました。

事件の概要は、1月16日の夕方に、あるユーザーが「モルカー」の画像を使用して「ニンテンドーDSソフト」風に仕上げたものをTwitterで投稿したことが発端です。更に別のユーザーが「メルカリ」上にそのパロディ画像を使用して「架空の商品」として出品し、実際に購入を試みる人も現れました(現在はその架空商品は削除されており、確認できません)。

一連の事態を受けて、1月18日に「モルカー」の公式Twitterアカウントが偽物商品・グッズについて、注意喚起ツイートをする事態になりました。

本件に限らず、メルカリにおいては、以前から「不適切な出品」が定期的に表れ、大小さまざまなニュースとして取り上げられています。

新型コロナウイルスの流行初期に、マスクやアルコールなどの衛生用品の転売が相次いだことから、「コロナウイルス関連商品」の出品が禁止されたことは記憶に新しいです。

しかし、以前よりも「不適切な出品への対応」は早まっており、安心して取引しやすい環境になっています。