まとめにかえて
今回は50代~70代、「Around定年=アラ定世代」のお金事情をながめてきました。
ライフスタイルが大きく変わる60代を境に、各世代の平均貯蓄額はどのように動くかを把握していただけたかと思います。
ただし今回挙げたデータはあくまでも平均の額。「一部のお金持ち」が平均値を押し上げているという点に留意しつつ、ご参考にしていただければと思います。
還暦を過ぎてもなお、社会と接点を持ち続けるアクティブな熟年世代が増えていることは頼もしい限り。
リタイヤ後のお金事情は、現役時代の働き方や家族構成などによっても人それぞれとなります。人生100年時代。長いリタイヤ後の生活を見据えたマネープランへの意識は、はたらきざかりの若いうちから持っておくことをオススメします。
「お金のことって親しい友人にも相談できない」「金融商品って色々ありすぎて、どれを選べばいいか分からない」
もしそんなお悩みがあるときは、一度「お金のプロ」に相談されることをおすすめします。経験豊かな資産運用の専門家が、あなたの人生設計に寄り添う「お金の増やし方」を見つけてくれるかもしれません。
【参考】
「家計調査報告(貯蓄・負債編)-2019年(令和元年)平均結果-(二人以上の世帯)」総務省統計局