1年間で100万円貯めるための3つのコツ
ここからは、1年間で100万円貯めるためのコツをご紹介します。
固定費を見直してガッツリ支出削減
貯金に回すお金を作るためには、収入を増やすよりも支出を削減するのが手っ取り早い方法です。支出削減の鉄則は、まず固定費を見直すこと。固定費とは家賃や光熱費、保険料などの毎月決まって支払う費用のことで、一度見直しをすればその後もずっと支出の削減効果が続くというメリットがあります。
スマートフォン(スマホ)の料金は、見直すことで節約に繋がりやすい固定費です。大手携帯会社から格安SIMに乗り換えれば、月々のスマホ料金を2,000円~3,000円代にできます。また、大手携帯会社も政府の引き下げ要請により低料金のプランを発表し、今年の3月から実施予定です。格安SIMに抵抗がある方は、プランの乗り換えを検討するのもよいでしょう。
電気代やガス代などの光熱費も、電力会社やガス会社の乗り換えを行うことで料金を抑えられるケースがあります。各社サイトでは使用料による料金シミュレーションができるので、どれくらい安くなるか試してみてはいかがでしょうか。
(2)変動費を把握して無駄をなくす
固定費はいくらかかっているか分かっていても、食費や被服費、交際費などの変動費は月々いくら払っているのか把握していない方が多いでしょう。家計簿をつけて変動費を細かく把握することで、無駄な支出を減らすことができます。
家計簿をつけるのは面倒ですが、まず1カ月だけでも頑張って、どんなところに自分がお金をつかいがちなのかを把握することが大切です。支出を細かく見ていくと、少し意識するだけで省けそうな無駄な出費が見えてきます。
例えば、セールでつい買ってしまった洋服やテレビで見て買った健康グッズ、愚痴をいうだけの飲み会など、思い当たる節はないでしょうか。「これは無駄だったな」と思うものがあれば、次からは意識してやめてみましょう。
自分にとって本当に必要な出費だけに絞ることで、同じ金額を使ったとしても心の豊かさに繋がります。この機会に、自分のお金の使い方も見直してみてください。