また、最近は子ども向けのマネー本もたくさん出版されています。ほとんどの本は未就学児、小学校低学年~高学年、中学生、高校生というように年齢・学年別に分かれていて、低年齢向けではマンガ版もあります。

人気キャラクターの「ドラえもん」がお金の誕生や仕組みについて解説する本などは、子どもも喜んで手に取ってくれそうです。

学年が進むとクラウドファンディングや仮想通貨、保険、投資、起業などが登場する本も多いため、大人にも役立ち、楽しめるのではないでしょうか。

まとめ

子どもへのマネー教育はお金を儲けるためではなく、お金の重要性や仕組みを知って社会性を身に付けてもらうことが目的です。

金融広報中央委員会の調査によれば、金融知識が高い人はお金のトラブルを回避できやすいという特徴があるといいます。自立したおとなになるための入り口として、知識や判断力を養えるマネー教育はとても大切といえるでしょう。

参考資料

安定的な資産形成に向けた取組み」(金融庁)
附属だよりー平成30年7月11日付」(全国国立大学附属学校連盟・全国国立大学附属学校PTA連合会)
新しい学習指導要領・家庭編」(文部科学省)
新しい学習要領・公民編」(文部科学省)
キッズ・マネー・ステーション」(株式会社イー・カンパニー)
キッズ・マネー・スクール」(一般社団法人 日本子どもの生き抜く力育成協会サイト)

通販研究所・渡辺 友絵