東証マザーズ株価指数は5日ぶり反落、売買代金は5日連続で2,000億円超え
東証マザーズの出来高は1億1,261万株、売買代金は2,583億円となり、いずれも前日より減少しました。減ったものの、個人投資家の物色意欲は強く、売買代金は205日連続で1,000億円を上回り、5日連続で2,000億円を上回っています。
一方、株価指数は利益確定売りに押されて▲2%安の大幅下落となり、5日ぶりの反落となりました。終値でも4日ぶりに1,300ポイントを割り込んでいます。
マネックスGが爆騰して怒涛の12連騰、エムスリーなどコロナ禍での成長銘柄が大幅安
日経平均株価の上昇に寄与した上位3銘柄
- ファーストリテイリング(9983)
- 資生堂(4911)
- 電通グループ(4324)
この日も仮想通貨の値上がりを背景にネット証券株が買われ、マネックスグループ(8698)は一時+12%高に迫る爆騰の12連騰で昨年来高値を更新し、GMOフィナンシャルホールディングス(7177)は一時+18%高の大爆騰で同じく昨年来高値を更新しました。
また、この日から医療関係者先行でコロナワクチンの接種が開始されたことを受け、通常事業への回帰期待感から日本航空(9201)とANAホールディングス(9202)が揃って+4%超高の大幅上昇となり、エイチ・アイ・エス(9603)が一時+9%超高へ急騰、債務超過に転落したKNT-CTホールディングス(9726)も一時+12%超高の爆騰となっています。
その他では、鉄鋼需給の引き締まりから日本製鉄(5401)やJFEホールディングス(5411)など鉄鋼株が急騰したことが目を引きました。