とりあえず、この場はそういうことにしておいたほうが無難らしいと悟った主人公。内心あきれつつも「そうかもしれませんね。」と同意し、自席にもどろうとしました。
と、そこにやってきた新人女子。係長のパソコン画面を見るなり、神妙な面持ちで「あの」と、話し出しました。「そのゲーム、情報抜き取られるらしいですよ。」
「え?そんな噂あったっけ?」と思わず、ふたりがいるほうに目をやる主人公。係長は「え?そんな…。どうしたらいいんだ?」と、明らかに動揺しています。すると、すかさず新人女子が「パソコンから削除しましょう!」と提案。係長も、「しょうがない。そうするか…。」と、不本意そうながらも、ゲームのアンインストールを始めました。
「たしかに、嘘も方便だな」と納得する主人公…。
このあと係長がまじめに仕事に取り組んだかどうかはさておき、『嘘も方便』と、自分以外を悪者にして平気な顔をしている上司や同僚にモヤモヤしている読者の中には、「ああ、確かにいるいる」と思った方も多いのではないでしょうか。妄想シャイン、次回もどうぞお楽しみに。
【マンガ記事】妄想シャイン
入社3年目でようやくこなれてきたサラリーマンの主人公は、ストレスが溜まるとひたすら妄想しながら乗り切る、妄想社員。オフィスでよくある、ちょっとしたイライラやモヤモヤを、今日も妄想しながら乗り切ります。
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寺須こってぃ