とある会社に勤務する中堅社員の主人公。係長宛にかかってきた電話を取り次ごうとしたところ、「今いいところなんだ。折り返しすると伝えろ。」と一言。係長が開いているパソコン画面を見ると、業務時間中にもかかわらず、オンラインゲームの真っ最中。

なのに、折り返しの電話では「いやー、先ほどはすみません。部下がやらかしまして…。」と、さらに大ウソ。「ええ⁈俺のせい?」思わず眉をひそめる主人公に、係長は「ん?なんだ、その目は?『嘘も方便』っていうだろう?」と、さも当然とばかりに開き直ります。

「ゲームをごまかすだけならともかく、そんな部下を売るような嘘つく必要がどこにあるんだ…。」と、主人公が心の中でつぶやくと同時に、頭の中で、いつものごとく妄想スイッチが入ります…。

ゲーム中に取引先からの電話を受け取った係長。「いやー、ゲームが、今いいところでして。」と話し出します。「正直すぎるだろ…。」と半分引き気味の主人公ですが、電話相手がずいぶん寛容な人だったのか、係長は「そうそうそのゲームです。…そうなんですよ、あのステージがなかなか。え?そうすれば、いいんですか?」と、仕事ではなくゲームの話で大盛り上がり。これは仕事になりそうにない。

「…ということにはならないよな。」と、思わず自分の妄想に突っ込んでしまう主人公。(妄想終了)