コロワイドグループに属するかっぱ寿司は、全国に300店以上の店舗を展開する回転すしチェーン店です。現在は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響を受けお休みしていますが、かっぱ寿司の食べ放題「食べホー」は多くの人から人気のコースとなり、話題となりました。

今回そんなカッパ寿司では、お寿司だけではなく食後の楽しみであるスイーツに着目。本格的なスイーツメニューとして見た目もかわいい「苺スイーツフェア」を期間限定で開催。SNSなどで早くも話題になっているようです。

さまざまなサービスをスタート

カッパ寿司を運営するカッパ・クリエイト株式会社が2021年1月に発表した「2021年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)」によりますと、昨年秋に始まった政府の事業「Go To キャンペーン」の影響により11月は一時的に売り上げが回復しましたが、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染者数の増加などに伴い自粛が再び始まると、売り上げは再度低迷することに。

そんなコロナ禍が続く中、かっぱ寿司ではより魅力的で付加価値の高いメニューや商品の開発、販売を目指し営業をおこないました。「新物!うにつつみ」の販売や期間限定で「秋のごち旨づくしフェア」を開催するなど、より希少性や限定感のある商品を提供。また、サイドメニューの強化として特に人気のある麺にフォーカスをあて「麺や KAPPA」と銘打って麺類に力を入れてみたり、テイクアウトやデリバリーの充実拡大などの施策を実行したそうです。

その結果、会社全体としての第3四半期連結累計期間の売上高は、483億6700万円(前年同四半期比16.0%減)、営業損失は15億8300万円(前年同四半期は営業利益12億700万円)、回転寿司事業単体の売上高は390億8500万円(前年同四半期比19.1%減)となりました。