牛丼の吉野家HD、売上高の対前年同月比90%台ながらマイナス成長続く(2021年1月)

注目小売店月次実績シリーズ

シリーズでお伝えしている「注目小売店月次実績」。今回は牛丼チェーン店「吉野家」他を運営する吉野家HD(9861)の2021年1月の月次動向及び過去実績、また過去1年の株価動向について振り返ってみましょう。

直近の月次実績

2021年2月に更新された吉野家HDの2021年1月既存店売上高は、対前年同月比90.5%。内訳は客数88.3%、客単価102.5%で、客単価のプラスで客数のマイナスをカバーできずにマイナス成長となりました。

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全店売上高も92.2%で、既存店・全店ともに対前年同月比90%台のマイナス成長となっています。

今期の既存店売上高の振り返り

では、同社のここまでの既存店売上高はどう推移してきたのでしょうか(同社は2月決算)。

前期の既存店売上高は特殊要因のあった2月を除き、11カ月全ての月でプラス成長となりました。今期は逆に10月を除き、全ての月でマイナス成長が続いています。ただし5月以降の客単価はプラスを維持しており、客数のマイナスが足を引っ張っています。

一方で全店売上高は前期全ての月でプラス成長を達成。今期は10月に加え3月も対前年同月比100%以上となりましたが、概ね既存店同様の推移を見せています。

過去1年の株価動向

最後に同社の株価動向を見ていきましょう。

同社の株価は2020年1月の3,050円が天井となった後、3月には安値1,709円まで下落しました。その後5-6月にいったん2,500円台を回復したものの再び下落し、8月半ばから1,800-2,100円台のレンジが続きました。しかし2021年に入り上昇を開始して、1月15日には2,100円を回復。そのまま上昇は続き、直近は2,200円付近で取引されています。

新型コロナウイルス問題による上期の減収幅は比較的抑えられたものの、対前年同月比マイナス成長が続き、回復が遅れています。今期残り2カ月でプラス成長を回復することができるのか、注目されます。

吉野家ホールディングスの過去1年の株価推移

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参考資料

LIMO編集部

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