徐々にリスクオンの展開となり、終わってみれば久々の“寄り底”(始値がその日の安値)で引けました。取引時間中の高値は28,107円(+444円)、安値は27,649円(▲14円)となり、値幅(高値と安値の差)は約458円となっています。
なお、TOPIXも同じような値動きで3日ぶりの反発となりましたが、上昇率はやや低調に終わったようです。
東証マザーズ株価指数は3日ぶり大幅反発、売買代金は再び2,000億円を下回る
東証マザーズの出来高は6,117万株、売買代金は1,421億円となり、いずれも先週末より減少しました。個人投資家の様子見スタンスが強まった結果、売買代金は194日連続で1,000億円を上回りましたが、再び2,000億円を割り込んでいます。
なお、株価指数は主力銘柄を中心に買い戻されて大幅反発となりました。終値で1,200ポイントを固めに入りつつあるようです。
JCRファーマが急落で7日ぶりの反落、業績見通し上方修正のZOZOがストップ高
日経平均株価の上昇に寄与した上位3銘柄
- ソフトバンクグループ(9984)
- ファーストリテイリング(9983)
- エムスリー(2413)
先週末に発表されたQ3累計決算、及び、それに伴う業績見通しの上昇修正を材料に急騰する銘柄が数多く見られました。
ハイテク株ではNEC(6701)が上方修正こそなかったものの、業績回復が評価されて+13%高に迫る爆騰で高値引けとなり、昨年来高値を更新しました。
また、ここ数カ月は注目度が下がっていた宅配株では、業績見通しを上方修正した日本通運(9062)が一時+11%高に迫る爆騰となっています。