取引時間中の高値は28,822円(+190円)で、1990年8月3日の29,515円以来、終値で約30年半ぶりの高値となりました。また、安値は28,566円(▲65円)で、値幅(高値と安値の差)は約256円となっています。
なお、TOPIXも同じような値動きで反発となりましたが、上昇率は日経平均株価を下回りました。
東証マザーズ株価指数は4日続伸、売買代金は8日連続で2,000億円超え
東証マザーズの出来高は1億69万株、売買代金は2,514億円となり、いずれも先週末より減少しました。ただ、減ったとはいえ、売買代金は189日連続で1,000億円を超え、8日連続で2,000億円超です。
また、一部主力銘柄が買い戻されたこともあり、株価指数は4日続伸となり、終値は昨年10月21日以来となる約3カ月ぶりの1,300ポイント台となりました。
東証1部復帰決定の東芝が一時ストップ高、ハイテク株では富士通やシャープは大幅反落
日経平均株価の上昇に寄与した上位3銘柄
- ファーストリテイリング(9983)
- エムスリー(2413)
- 東京エレクトロン(8035)
先週末に東証から1部指定への復帰(29日から)が正式発表された東芝(6502)が大爆騰。インデックス取引への組み込みが確実なことから、一時+17%高のストップ高となり、終値もほぼそれに近い水準となりました。
また、世界的な半導体不足の中、自動車業界向けへの値上げに関する観測報道を受け、ルネサスエレクトロニクス(6723)が一時+5%超高へ急騰しましたが、終値は+2%高に止まっています。