つみたてニーサは「やらない」より「やるべき」、4つの理由

つみたてニーサおすすめポイント2：運用益が非課税

つみたてニーサの最大のメリットは、なんと言っても運用益が非課税になる点です。

通常の場合、運用等で得た利益に対しては、20.315％の税金がかかります。

例えば100万円を投資信託で運用して、数年後150万円で売却すると、利益の50万円に対して約20％の税金がかかります。そのため、10万円程度が税金として差し引かれることになります。

上記のケースをニーサ口座で非課税期間内に運用した場合、税金が引かれずに運用益の全額を受け取ることができます。

つみたてニーサの場合、非課税期間が20年間設けられているため、じっくり運用することができるのもポイントです。

つみたてニーサは日本に居住する20歳以上の人なら、誰でも年間40万円まで投資をすることが可能です。

よく比較される税制優遇制度に「イデコ（個人型確定拠出年金）」がありますが、イデコの場合は加入する人の職業や自身の勤務先の企業年金制度によって毎月の上限額が異なります。

つみたてニーサは、年齢や職業で上限額が異なることはありません。シンプルで分かりやすい制度といえます。

イデコの場合は、自社に企業年金がないサラリーマンの上限額は月2万3000円です。

一方、つみたてニーサは年間40万円のため、月3万3000円程度まで投資ができます。自営業者以外の人ならイデコを利用した場合よりも、多めの資金を投資することができますね。