つみたてニーサを始める人が増えています。

つみたてニーサの口座開設数は、2018年にスタートして以来、2020年9月末時点で274万5490口座にのぼります。

年代別に見てみると、30歳代が最も多く、次に40歳代、20歳代となっています。

一般ニーサは60歳代から70歳代が最も多いことをみても、つみたてニーサは働く世代に積極的に利用されていることがわかります。

皆さんの中には、まだつみたてニーサを始めていないという人はどれくらいいるでしょうか。

私は大学卒業後、信用金庫での勤務経験があり、FPの資格を持つファイナンシャルアドバイザーとして、多くの方のファイナンシャルプランニングに関わってきました。

そこで今回は、つみたてニーサをやるべき4つの理由について、ご紹介したいと思います。

つみたてニーサおすすめポイント1:少額から投資がスタートできる

つみたてニーサ(NISA)とは、少額投資非課税制度を指し、毎年40万円の非課税投資枠内で投資された所定の投資信託について、最長20年間利益・分配金にかかる税金が非課税となる制度です。

投資信託の買付は毎月積立に限られているため、都度購入は対象となりません。

毎月いくらから積立ができるかは、金融機関によって異なりますが、毎月100円からスタートできる証券会社もあるようです。

ひと昔前だと、株式投資や不動産投資など、投資を行うには、まとまった資金がないとできないという印象がありました。しかし最近では、少額から気軽に始められるようになったのは嬉しいことです。

「今まで投資をしたことがないから不安だけど、将来のために投資を学びたい」という人もいるでしょう。

つみたてニーサは少額から投資デビューができるため、投資を始めやすい点においては大きなメリットになるでしょう。