老後対策に必要な節約術その2:イデコで節税対策

普段生活していると気付きにくいのですが、私たちは意外と高額の税金を納税しています。

この税金という固定費を見直したい人は、最近人気のイデコを検討してみると良いでしょう。

イデコ(個人型確定拠出年金)とは、確定拠出年金法に基づいて実施されている私的年金制度です。

国民年金や厚生年金は「公的年金制度」と呼ばれていますので、イデコは「セルフサービスで準備する年金」というイメージです。

毎月掛金を積み立てますが、この積立金の運用方法は自分で選んで運用します。

この制度のどこに節税効果があるかと言うと、イデコで毎月積み立てた金額の全額が、その年の年末調整もしくは確定申告で全額所得控除の対象になる点です。

つまり、積み立てた金額に応じて所得税と住民税が軽減される仕組みです。

ただし、実際にいくら軽減されるかは、毎月の掛金の金額や自分の課税所得の金額、イデコ以外に活用している控除制度によって異なります。

さらに、毎月の掛金の上限額も職業や勤務先によって異なりますので、自分の場合はいくら節税になるのかを事前にシミュレーションすることをおすすめします。

このシミュレーションはイデコの公式サイトで行うことができます。

ただし、イデコを活用する場合、どんな商品で運用するかは慎重に検討する必要があります。ここでも一度資産運用のプロに相談する方が良いでしょう。