国家公務員の退職金はいくら支給されているのか

次に国家公務員の退職手当の支給額について見ていきたいと思います。

国家公務員の退職手当の支給額は、内閣官房のホームページで確認することができます。

これによると、令和元年度退職者の退職理由別退職手当受給者数及び退職手当平均支給額は以下のとおりです。

常勤職員の退職理由別退職手当平均支給額（カッコ内は受給者数）

  • 定年：2090万6000円（1万2714人）
  • 応募認定：2588万1000円（1597人）
  • 自己都合：316万1000円（7501人）
  • その他：201万6000円（1万763人）
  • 計：1082万2000円（3万2575人）

うち行政職俸給表（一）適用者（カッコ内は受給者数）

  • 定年：2140万8000円（3825人）
  • 応募認定：2278万円（902人）
  • 自己都合：362万7000円（1377人）
  • その他：265万8000円（1009人）
  • 計：1548万円（7113人）

行政職俸給表適用者とは、一般行政事務職員を指します。国家公務員には他にも教育職や公安職、医療職などの専門職がありますが、今回は一般行政職員を参考に見てみました。

また、表中にある「応募認定」ですが、早期退職制度に基づく退職のことをさします。定年退職の人よりも退職金の金額が多いことがわかりますね。