お金のプロ解説、貯蓄額からみる老後70代を乗り切る資産運用

Aleksei Morozov/iStock

先日、ローカルテレビで、地元のサークル活動の発表会が放送されていました。

60代から70代でしょうか、フラダンス、ブラスバンド、フラメンコなど、カラフルな衣装と華やかな化粧で趣味を楽しんでいる姿が生き生きと放送されており、「老後も楽しい趣味があると健康的でいいな」と羨ましく思いました。

一方で、フラメンコ教室に通うご近所さんに聞くと、衣装代や小物にお金がかかって、意外と大変だそうです。

習い事や趣味の費用を捻出するのは、老後の年金生活では難しいのかもしれません。

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私は大学卒業後、信用金庫での勤務経験があり、FPの資格を持つファイナンシャルアドバイザーとして、多くの方のファイナンシャルプラニングに関わってきました。

そこで今回は、老後70代を乗り切るための資産運用について見ていきたいと思います。

老後70代、みんな貯蓄をいくら持っているのか

まずは、実際に70代を迎えている人が、どれくらい貯蓄を持っているのかを見ていきたいと思います。

金融広報中央委員会実施の「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査](令和元年)」の結果によると、金融資産を保有していない世帯を含む70歳以上の世帯の平均貯蓄額と中央値は以下の通りです。

  • 平均貯蓄額:1314万円
  • 中央値:460万円

中央値とは、貯蓄額が少ない順に並べた時に全体の真ん中にくる人の金額を表しています。

平均値は一部の極端に貯蓄が多い人の額に引きずられてしまい、値が大きくなりがちですが、中央値は金額で引きずられることがないため、より実態を反映した値といえます。

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執筆者

同志社大学卒。大学卒業後、京都中央信用金庫で投資信託や生命保険などを活用した資産運用アドバイス、相続相談、融資、為替業務などに従事。その後は福知山市役所で主に中小企業支援などに携わる。現在はこれまでの金融商品の知識を生かし、個人向け資産運用のサポート業務を行う。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)などを保有。