そんな中でもファンを勇気づけてくれたKis-My-Ft2
そしてついに緊急事態宣言が発令されました。
仕事も休みになり、することもなく、ただ本を読んだり、勉強したりしながら過ごす毎日。
活力がないな・・・と思っていた矢先、キスマイからお知らせが来ました。
中止になったコンサート開催日に合わせ、YouTubeで「キスマイWEBFES」と題し、過去の映像作品を公開してくれたのです。
もちろん既に見たことのある映像作品ばかりですが、FESというだけあって、新たに編集された映像など盛り沢山で、大変盛り上がりました。
藤ヶ谷くんは、ジャニーズwebという月額330円で見られる個人ブログのコーナーで、毎日ブログを更新してくれました。今まではアップしないような自撮り動画まで載せてくれ、ファンと少しでも繋がれるようにと「一緒にお掃除」と題して、何日の何時から家の中のどこを掃除しよう!と呼びかけまでしてくれたのです。
ファンではない人からすると、それの何が楽しいの?と思うかも知れません。
しかし、多くの藤ヶ谷くんファンは、藤ヶ谷くんから発せられる「一緒にお掃除」に喜び、楽しみ、生きがいを貰ったのです。
緊急事態宣言の中、テレビ番組も収録ができず、過去の総集編などが多くなってきて、今の「推し」の様子はどうなのだろう?元気なのかな?と心配になるのがファン心理です。
そのファンが抱える不安や孤独を一掃してくれるような行動を起こしてくれたのが、藤ヶ谷くんだったのです。
そして緊急事態宣言が明けて、迎えた夏。
夏はキスマイファンにとって、大切な記念日があります。
そう、8月10日のデビュー日です。
2020年で、デビューから丸9年。本来ならば2021年のデビュー10周年に向けて大変盛り上がるときです。
しかし、ファンはこのコロナ禍で思うように応援できない・・・
もどかしく感じていた時、またそのもどかしさを払拭してくれたのはキスマイメンバーでした。
8月10日、0時から1時間に1本、ジャニーズネットで動画をアップしてくれたのです。恐らくこんなことをしてくれたグループはKis-My-Ft2だけではないかな?と思います。
このころに今年のツアーは全て中止、チケット代は返却しますという連絡もありました。
しかし、ほとんど時を同じくしてこの中止になったコンサートを10月3日、4日に東京ドームから無観客生配信をします!と連絡がありました。
この時点で無観客東京ドーム公演を行ったのはキスマイが初でした。
配信チケットを2日間分購入しましたが、2日間でセットリストの内容も若干異なり、無観客とは思えない盛り上がりを見せ、その時のTwitterでは、この配信ライブ関連のハッシュタグが世界トレンド1位になるほどでした。
そして迎えた大晦日、紅白歌合戦出場。
2020年は薔薇の模様が入ったスーツを身にまとい、「We never give up!」を、力強く歌唱していました。藤ヶ谷くんに至っては、「美女と野獣」の野獣ではなく、プリンセス・ベルのように美しくしなやかで力強かったです。
コロナ禍で、不安や孤独をいつも以上に感じていた中でも、負けずにいられたのはキスマイ、藤ヶ谷くんのおかげと言っても過言ではありません。