あるある③「おばあちゃんに間違えられる」問題

「お孫さん?」に大ショック!学校行事参加が恐怖に

Tさんはバツ1。現在は再婚して幸せに暮らしていますが、最初の結婚の時に産まれた女の子はすでに20代。Tさんが若い時に産んだということもあり、再婚相手との間に出来た子とはまさに親子ほどの年が離れていました。

『だからか、可愛くて可愛くて仕方ないんですけど…困ったこともあって…』と話すTさんに何があったのでしょうか?

「息子を産んだのは40歳を過ぎてから。そんな息子を連れてスーパーに買い物に行った時でした。娘が中学時代の知り合いとバッタリ久し振りに会って、ついつい立ち話に花が咲きました。

そこにお菓子を持って息子がやってきて…『あら、こんな大きなお孫さんがいたのね』と言われ、さすがにショックでした。

当時、息子はまだ幼稚園入園前。これから園や小学校に入ってからは、こういう周りの視線があるんだ…と改めて想像したら怖くなってしまいました。娘にお願いして、保育参観などのイベントは代わりに娘に行ってもらうこともしばしば…。

でも、さすがにずっとそんな訳にはいかないと思っていた時、園から役員をやらないかと声を掛けてもらいました。
最初は戸惑いましたが、役員の仕事を通じて周りのママさんとも交流することができ、それからは園の行事にも参加できるようになりました」

さいごに

40代で妊娠・出産したママたちのエピソードをご紹介しました。いわゆる「高齢出産」が珍しくない時代になってきましたが、それでもまだ周りとの微妙なちがいを感じることは多いかもしれませんね。

また、妊娠中の過ごし方や、子育ての常識は、時代とともに変わっていくともいいます。第1子を生んだときとのちがいに戸惑う人も少なくないでしょう。

でも、いくつで出産したとしても、ママの一番の願いは、元気な子どもの成長。これからも子育ての喜びを味わっていきましょう!

犬養 のぞみ