その2:リスクとリターンを考えている

金融商品には、リスクとリターンがあります。リターンとは、投資で得られる収益のことです。そしてリスクとは結果が不可実であること、具体的には「収益の振れ幅」のことです。

リスクとリターンには相関関係があり、リスクが大きくなるほどリターンも大きくなり(ハイリスク・ハイリターン)、リスクが小さくなるほどリターンも小さくなる(ローリスク・ローリターン)傾向があります。

資産運用で成功するためには、リスクとリターンの関係をきちんと把握しておかなければいけません。短期間で大きな利益を狙うと、それだけリスクが大きくなり、大きな損失をだす可能性も増してしまうからです。

金融商品には、ローリスク・ローリターンの預貯金からハイリスク・ハイリターンの株式まで様々な種類があります。

自分の資産運用の目的に合った金融商品はどれなのか、どのような投資手法を取ればリスクを抑えながら安定的なリターンを得られるのか、といったことを考えながら資産運用を続けていかなければいけません。