老後資金を用意するには早めに資産形成を始める
老後資金を用意するには、資産形成をおこなっていくことになりますが、資産形成には「貯蓄」と「投資」の2つの方法があります。
貯蓄とはお金を蓄えることで、銀行の預金などです。
一方の投資とは、利益を見込んでお金を出すことで、株や投資信託の購入などです。
銀行などに預けている普通預金などは、基本的に自由に引き出せるお金なので、日常生活費などすぐに必要になるお金は、自由に引き出せる貯蓄の形で持っておくようにします。
一方、老後資金などすぐに必要にならなくても将来のために増やしていきたいお金は、投資の形で時間をかけ、少しずつ増やすようにするのです。
投資は長期で運用をおこなうことで、得られた利益がさらに運用で増えていく「複利効果」が期待できます。
複利効果は投資期間に関係があり、投資期間が長いほど複利効果も大きくなる傾向があります。ですから、なるべく早く資産運用を始めた方が有利になる可能性が高まるのです。