貯金をみんな本当に1000万円も持っているか

Aleksei Morozov/iStock

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謹んで新年のお慶びを申し上げます。今年もみなさんにとって有益な情報をお届けできるよう、精進してまいります。

さて、お正月には地域によってしてはいけないこととして、「掃除や洗濯は2日以降にしないといけない」「刃物を使ってはいけない」「お賽銭以外にお金を使うと1年間お金が出ていってしまう」などがあり、言われたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

日頃の疲れを癒やし、今年1年のお金について真剣に考えましょうということなのかもしれません。

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今回はFP(ファイナンシャル・プランナー)の視点から、「みんな貯金1000万円も持っているか」をテーマに他人の貯金事情について確認してみましょう。

みんな貯金1000万円が目標か

金融広報中央委員会による「家計の金融行動に関する世論調査(令和元年)」の意識調査では貯蓄を中心とした金融資産の「目標額」を世代ごとに集計した結果、20代から40代までの世代で金融資産目標額の中央値(小さい方から並べた時真ん中にくる数値)は1000万円となっています。

はたらく世代とも言える20代から40代では目標としやすい数字が1000万円なのかもしれません。

では実際に金融資産で1000万円を持つ人はどの程度いらっしゃるのでしょうか。

ちなみに、ここでいう金融資産は預貯金だけではなく、生命保険などの保険、有価証券などのリスク性資産も含みます。

ざっくりいうと、30代であれば金融資産保有世帯について言うと、半分は預貯金となっており、40代であれば4割程度です。

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執筆者
三輪 文
  • 三輪 文
  • ファイナンシャルアドバイザー

二級ファイナンシャル・プラニング技能士(FP2級)。はたらく世代の資産運用サポート促進のためのマネーセミナーで登壇多数。二種外務員や保険募集人資格を短期間で取得。生命保険から投資信託までの幅広い金融商品を活用し、総合的な視点からライプラニングや資産運用アドバイスを行う。また、中学生から芸能活動をスタートし、役者やラジオパーソナリティ、モデルなどとして幅広く活動。フリーランスなどの経験と女性の視点も併せて資産運用の初心者にでも分かりやすくお金の話を伝えることに努力している。

監修者
泉田 良輔
  • 泉田 良輔
  • 経営者/証券アナリスト/元機関投資家

愛媛県松山市出身。株式会社ナビゲータープラットフォーム取締役。くらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」コンテンツマネージャー統括。東京工業大学大学院非常勤講師日本証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)。2013年にナビゲータープラットフォーム(以下、ナビプラ)をシティグループ証券出身の証券アナリストであった原田慎司らとともに創業。2013年に、個人投資家のための金融経済メディア「Longine(ロンジン)」を立ち上げ、編集長に就任。ナビプラ創業とLongineの立ち上げの経緯はBloombergにおいて「体力勝負アナリスト辞めます、元外資マン個人に長期投資指南」として取り上げられ大きな反響を呼ぶ。Longineの購読者は個人投資家だけではなく投信やヘッジファンドといった機関投資家も含まれ、投資情報のサブスクモデルを確立した。その後、株初心者向けネットメディア「株1(カブワン)」、2015年には、LIMOの前身となる「投信1(トウシンワン)」を立ち上げる。それ以前は、日本生命・国際投資部で外国株式ファンドマネージャー、フィデリティ投信・調査部や運用部にて10年に渡ってインターネット、電機(半導体・民生・産業エレクトロニクス)、機械(ロボットやセンサー企業中心)といったテクノロジーセクターの証券アナリストや中小型株ファンドのアシスタント・ポートフォリオ・マネージャー(最年少で就任)として従事。

 

スペイン・ドミニコ会ロザリオ管区が設立した私立愛光中学校・愛光高等学校で6年間の寮生活を経て、慶応義塾大学商学部卒業。学部では深尾光洋ゼミにて国際金融及びコーポレート・ガバナンスを専攻。アジア通貨危機、昭和金融恐慌などの金融パニックのメカニズムを金融政策や金融機関への規制の観点から研究。それらの内容は「昭和金融恐慌からの教訓 平成恐慌になにをどう生かすべきか」(三田商学研究学生論文集)として発表。慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科修了(同研究科最優秀賞受賞)。大学院では農業用水を活用した小水力発電システムをテーマに再生可能エネルギーシステムデザインの研究を行う。

 

著書に『機関投資家だけが知っている「予想」のいらない株式投資』(ダイヤモンド社)『テクノロジーがすべてを塗り変える産業地図』『銀行はこれからどうなるのか』(いずれもクロスメディア・パブリッシング)『Google vs トヨタ 「自動運転車」は始まりにすぎない』(KADOKAWA)『日本の電機産業 何が勝敗を分けるのか』(日本経済新聞出版社)。また「日経BizGate」での連載「泉田良輔の新・産業鳥瞰図」「現代ビジネス」「東洋経済オンライン」「プレジデント」などへの寄稿や対談も多数。対談記事例としては「【未来予想】ブロックチェーン革命が、「半沢直樹」の世界に終わりを告げる」や「【未来予想】アマゾンとビットコインが、次世代の「銀行」になる理由」(いずれもNewsPicks)、「米独に遅れる日本の自動運転、自動車も電機の二の舞に?」(週刊ダイヤモンド)。海外ジャーナリストからインタビューされることも多く、Financial TimesThe EconomistBloombergにおいて自動車や金融業界についての国内外産業動向コメントも発信している。講演会や動画での情報発信も盛んに行っており、NewsPicksのTHE UPDATE、日経ビジネススクール慶應丸の内キャンパス慶應義塾SDMアカデミーヒルズなどでも講義を行う。またNewsPicksのNewSchoolではプロジェクトリーダーとして「本当に初心者のための資産運用」を開催。

 

Blog:「泉田良輔の考え」 Twitter: @IzumX