息子が「義父母孝行」を強制し続けた結果・・・。

もともとホームパーティが大好きだったというBさん。長男のお嫁さんと仲良くなりたいと思い、近所に住む長女一家も誘って、親族そろってのクリスマス会や焼き肉パーティーなどを頻繁に企画していた、といいます。

お嫁さんと一緒に食事の準備をしたり、飲食を共にすることで、早くなじんでもらえればと思ったのだそう。でも、最初のうちは笑顔で過ごしていたお嫁さんでしたが、何年かすると、あまり楽しくなさそうな様子をみせるようになったといいます。

そのうち息子から「ちょっと回数を減らせないかな?」と相談されたBさん。どうしたのかと思って理由を尋ねたところ…。

「どうやら、お嫁さんは、もともと気疲れしやすいタイプの人で、こういう集まりが好きではなかったようなのです。それに、子どもが大きくなってくると、付き合いも行動範囲も広がってきて、こちらが指定した日が、ママ友との約束や、子供の用事などと被ることも増えてきていたらしく…。

息子がフォローのつもりで『親孝行だと思って、我慢しなよ』と、予定を変更させたり、キャンセルをさせていたようなのですが、耐えかねたお嫁さんに、とうとう先日、『もう行かない』宣言されてしまったと…」

Bさん語ります。

「楽しんでもらうつもりが、相手は我慢してつきあってくれてたんですね。私はこういうのを楽しいと思う性質ですが、みんなそうではないんだと気が付きました。フォローしてくれた息子の気持ちはありがたいのですが、それならそうともっと早くに回数を減らすことを提案してくれれば…」