新年あけましておめでとうございます。

企業によって毎月1月に昇給を行う会社もありますので、今年から少し給与がアップするという人もいるでしょう。

給与があがると毎月の生活にすこしゆとりが出ますが、あがった分を趣味やショッピングに使ってしまうのか、それとも堅実に貯金するかで、将来、特に老後を迎えた時にお金持ちになるか、貯金がないままなのかで大きく差が出てきてしまいそうです。

私は大学卒業後、金融機関に勤務経験があり、FPの資格を持つファイナンシャルアドバイザーとして、多くの方のファイナンシャルプラニングに関わってきました。

そこで今回は、お金持ちと貯金がない人の3つの差について見ていきたいと思います。

お金持ちと貯金ない人の3つの差

ここで差がつく!その1:将来のライフプランがしっかり設計されているか

まず1つ目の差としては、将来のライフプランがしっかり設計されているかどうかです。

特に人生100年時代と言われている今、お金持ちか貯金がないかで大きく差が出てくるときが老後を迎えたタイミングだと冒頭でお伝えしました。

働いているうちは収入と支出のバランスさえ崩れていなければ案外生活できるものですが、老後はそうとは限りません。収入が公的年金だけでは、生活をしていくのに不足が生じるためです。

厚生労働省年金局発表の「令和元年度厚生年金保険・国民年金事業の概況(令和2年12月)によると、令和元年度末時点での厚生年金保険(第1号)受給権者の平均年金月額は14万4000円となっています。

当たり前ではありますが、現役時代の月給より大幅に少なくなります。ただし、毎月の食費や光熱費、通信費や家賃などの固定費は同じ程度かかることから、どうしても老後は収支のバランスが崩れてしまいます。

そのため、収入が確保できる今から、将来の老後に向けて計画的に資産形成をし、「老後に貯金がない人」にならないための努力が必要になります。

老後に向けてお金持ちになる努力をしたいという人は、まずは老後までにいくら貯めたいかの目標設定をすると良いでしょう。目標が決まると、毎月いくら、どれくらいのリスクをとって運用すべきかが明確になるからです。

この目標をしっかりと持っているかどうかが将来お金持ちになるか貯金がない人になるかの大きな差となります。

ここで差がつく!その2:万が一の時の突然の出費に対する備えができているか

次に2つ目の差としては、万が一の時の突然の出費に対する備えができているかどうかです。

もちろんこれから将来に向けてどんなイベントがあるかはわかりません。

結婚、出産などのめでたいイベントだけとは限りません。病気やケガである日突然働けなくなったり、もしくは両親の介護をする必要がでてきたりと、様々なことが起こりえます。

しかしここで重要なことは、お金をしっかり貯めているお金持ちの人は、いざという時の備えもしっかりできているということです。

万が一の事があった時に一気に払えるお金がない人は、保険商品を上手に組み合わせて備える必要があります。

逆に万が一の備えがしっかりできている人は、いざという時自分の貯蓄を削らなくても保障でまかなえるので人生設計に狂いが生じにくいといえます。

そのため、今後自分に起こりえる危険はどんなことがあるか、それに対する備えは万全にできているかをしっかりプランニングし、突然の多額の出費に備えながら、自分の貯蓄をコツコツ増やしていける人はお金持ちになれるでしょう。

一方、特に定まったプランニングがなく、何の備えもできていない人は、突然病気やケガで働けなくなった時などにお金に困ってしまう危険があります。

ここで差がつく!その3:すでに資産運用をスタートできているか

最後に3つ目の差としては、すでに資産運用をスタートできているかどうかです。

先程、お金については、しっかり計画を立てて増やしていく必要があるとお伝えしました。

なぜしっかりした計画が必要かというと、将来に向けての貯蓄については失敗がきかないからです。もちろんちょっとしたロスなら運用次第では取り返す事はそう難しくはないでしょう。問題はリスクというよりは、時間の失敗です。

例えばつみたてニーサやイデコなど、最近人気が出てきていますが、これはリスクのある商品も「長期・分散・つみたて」投資をすることによりリスクが軽減し、リターンが安定し向上するという傾向から、初心者でも始めやすい投資の制度ということで人気が出ています。

ここにもあるように、将来のためにしっかりと資産形成をするためには時間を味方につけることが重要です。

そのため、資産形成は、時間を長く確保できたほうが有利と言われています。少しでも長い時間を確保するため、気づいた時には遅すぎた、ということがないように、一刻も早く始めることが大切です。

おわりにかえて

今回は、お金持ちと貯金がない人の3つの差について見てきました。

老後は、驚く程のスピードで私たちの身に迫ってきています。そのため、前述のとおり、一刻でも速く対策を講ずる必要があります。

そして最後に重要なことは、誰と始めるか、です。資産運用はかんたんに始めることができません。どんな金融商品をどれくらい買うべきかの判断が、初心者がノーヒントで始めるにはとても難しいからです。

そのため、信頼できる運用のプロのアドバイザーと一緒に始めることをおすすめします。
お金の話は友人や両親にはなかなかしにくいものです。また、友人や両親が適切なアドバイスをくれるほど金融知識が豊富とは限りません。

そのため、お金のことは資産運用のプロの意見を取り入れることが有効です。

最近では無料で相談できるようなサービスも増えていますので、これを機に運用のプロに相談しながら資産運用を始めてみてはいかがでしょうか。

参考資料