必要最小限のものだけで生活することにより、かえって心が豊かになる…という考えのもとに日々を暮らしている「ミニマリスト」。
よりシンプルに、より自分らしく生きているミニマリストは「憧れのライフスタイルのひとつ」として定着しています。しかし、生半可な気持ちでミニマリストを目指してしまうと、手痛いしっぺ返しを食らう羽目になることも。
今回はミニマリストに挫折した女性の体験談をご紹介します。
「1日1捨」にしばられて…
最初にご紹介するのは30代の女性Aさん。会社員のAさんは、新型コロナ感染拡大の影響を受け、オフィス勤務から在宅ワークに切りかわったことが「ミニマリスト」を目指すきっかけに。
「普段は朝から晩まで仕事で、家には眠りに帰っているようなものだったのですが、家にいる時間が長くなると、物の多さが気になって…」
そこで一念発起、ステイホーム期間を利用して、断捨離を敢行、ミニマリストを目指そうと思ったそうです。
「ミニマリストたちのブログやSNSを読んで、1日にひとつずつ不用品を捨てていく『1日1捨』にトライすることを決めました。1日に1つずつなら無理なく片付けができそうだな、と思って…」