「手が届きそうなレベル」の目標を立てる
貯金をしようと思ったとき、食費やレジャー費、といった項目ごとに予算を配分していく人も多いでしょう。先ほどの、「毎月の出費を決まった額にする」という件と共通するところもありますが、基本的に「理想」で予算配分をすると、貯金が進みづらくなります。
「食費はなんとか3万円に抑えたい!」という気持ちで無理な予算設定をすると、頑張り切れずに予算オーバーして「やっぱり私って貯金向いてないんだな」と落ち込んでしまうのです。
がんじがらめの生活では、すぐに息切れしてしまいます。「理想」ではなく、「少しの努力で達成できそうなレベル」で、貯蓄目標立てることがポイントです。
さいごに
「さあ貯金するぞ!」と思い立ち、いきなりストイックな目標を立て、結果的にモチベーションが上がらず挫折してしまうというのはよくある話。
まずは、日頃のちょっとした行動パターンを見直してみましょう。「無駄遣い」に繋がる行動を自覚していくことで、お金の流れや出費額をコントロールできるようになります。
先行きが見えないコロナ禍。想定外の連続だった2020年も残すところあとわずか。仕事や暮らしの変化が、収入や貯蓄に大きく響いたという人もたくさんいらっしゃるでしょう。
例年と異なり、年末年始を家でゆっくりと過ごすご予定の方も多いと思います。この機会にぜひ、今年1年のお金の使い方を振り返りながら、来年の貯金計画を立てていきましょう。
LIMO編集部