年金頼み脱却の老後資金対策・その1
まずは1つ目の対策方法をご紹介します。1つ目の対策は節約癖をつけておくことです。
これはなにも、全ての生活費などを切り詰めていくということではありません。「安物買いの銭失い」という言葉があるように、高いお金は出したくないけれど買い物をしたいという方が陥りやすく、気づくと手元にお金が残っていなかったという経験はありませんか。
全部を高いもので揃える必要はありませんが、長く使えそうなものは買うときは大きなお金でも、メンテナンスするだけで何年も何十年も使えるものがあります。
そういった見極め出来る力を身につけておくことが、お金に好かれる秘訣です。メリハリをつけた買い方が出来るようになれると良いですね。
年金頼み脱却の老後資金対策・その2
続いて2つ目の対策方法は資産運用を始めることです。
超低金利時代の現在、預貯金だけでお金を増やすことは出来なくなりました。残された方法でお金が働いてくれるものは資産運用をすることしかないと言っても過言ではありません。
ただ資産運用は富裕層だけが大きなお金を預けてするものといったイメージが先行しているようです。これにはお金の教育自体が日本になかったことも影響しているでしょう。
こういった事情から国も国民へ資産運用の機会を与えるべく、イデコやつみたてニーサ、ニーサとった税制のメリットのある資産運用制度を設けています。
一言で資産運用といっても、運用方法や金融商品は多岐に渡っており、中々初心者が選ぶことは難しくなっています。
また運用ということで必ずリスクがついてきますが、そのリスクをどれだけ許容出来るかでも合う金融商品は変わってきますから、一概にこれで運用した方が良いとは言えないのが現状です。
ここでは資産運用するにあたって誰にも共通する成功のポイントをご紹介します。
日々の活動の中でよく聞くことが、FXや仮想通貨をすることが資産運用であり、手っ取り早く稼げるという認識を持っている方が非常に多いです。
まずは「投機」と「投資」の違いについて知っておくことが大切です。
「投資」とは中長期的な資産運用をしていくことで、利益を安定させて収入を得ていくことを目的としています。
一方投機とは短期間で金融商品の売買を繰り返しながら利益を得ていくことを目的としています。FXや仮想通貨などがこれにあたります。誰かが勝てば誰かが負けるという「ゼロサムゲーム」と言われ、ギャンブル性が高くなります。
投資と投機は似ているようで性質はまったく別物です。皆さんにおすすめするのは「投資」であり、「投機」をする場合は余裕資金を遊び感覚でやるものと認識しておきましょう。