東証マザーズ株価指数は小幅続伸、売買代金は12日ぶりに2,000億円を上回る

東証マザーズの出来高は9,422万株、売買代金は2,344億円となり、いずれも前日より増加しました。

IPO銘柄を中心に個人投資家の投資意欲が回復し、売買代金は166日連続で1,000億円を超え、さらに、12日ぶりに2,000億円を上回っています。

また、株価指数は小幅続伸となりましたが、終値では依然として1,200ポイントを下回っています。

ソニーが約20年ぶりの高値、株価上昇が続いてきたトヨタと任天堂は反落

日経平均株価の上昇に寄与した上位3銘柄

  • テルモ(4543)
  • オリンパス(7733)
  • リクルートホールディングス(6098)

ハイテク株ではソニー(6758)への買いが続き、一時+5%超高の急騰となって約20年ぶりの高値を付けました。

また、同じハイテク株では、10~11月に大きく売られた精密機器株が買い戻され、キヤノン(7751)、リコー(7752)、コニカミノルタ(4902)などが値を上げ、精密機器株では“勝ち組”のオリンパスも上昇しています。

さらに、医薬品株の一角も買い戻され、テルモ、アステラス製薬(4503)、大塚ホールディングス(4578)が値を上げ、前日に一時急騰した塩野義製薬(4507)も続伸となりました。