お金の使いすぎや虚しい気持ちを避けるために

かく言う筆者も、次第に自分の求めるコンビニスイーツのご褒美の頻度やレベルが上がっていました。シュークリームやエクレアでは満足できなくなった自分に違和感を感じ、「自分へのご褒美の頻度とレベル」をコントロールすることに。

そのために取り入れたのが、普段のおやつのレベルを整えることです。普段は安価で大量にまとめて売られているお菓子や、ゆで卵やドライフルーツといった健康を意識したものをベースにします。

そして1週間の予定を立て、前もって「この日は疲れるから、自分へのご褒美はこの日にする」と決めておきます。もちろん、イレギュラーで「今日は思った以上に疲れた」という日も出てくるので、その日は買っても良しと柔軟に対応。

普段のおやつのレベルを整え、頻度もある程度決めておくことで、上がっていたご褒美レベルを元に戻すことができました。頻度やレベルが高くなるほど、お金もかかり、健康や心にも影響を与えるご褒美。自分にとっての基準を決めてコントロールすると、レベルが上がり過ぎることもなくなるのではないでしょうか。

【参考資料】「自分へのご褒美に関するアンケート調査」 

永山京子