子どものころから毎月渡されるおこづかい。大人になってもこの制度は生きていることでしょう。ただ金額は子どもの頃よりもはるかに大きくなっていて、使い道の自由度も高くなっていますよね。
そのおこづかいについて、スパークス・アセット・マネジメント㈱が行った「夫婦のマネー事情と夫婦円満投資に関する調査2020」があります。これを参考にしながら、夫婦のおこづかい事情を紐解いていきましょう。
夫婦のおこづかい、決定権は夫にある?それとも妻?
スパークス・アセット・マネジメント㈱が行った「夫婦のマネー事情と夫婦円満投資に関する調査2020」で、回答者全員(1,000名)におこづかいの金額の決定権が強いのは夫なのか、それとも妻なのかを聞いたところ、「妻のほうが強い」は 39.0%、 「夫のほうが強い」は 22.9%、「どちらも同じくらい」は 38.1%となりました。夫よりは妻の方が決定権が強いのですが、同等の強さとの回答も4割近くになりました。
夫婦の毎月のおこづかい、いくらなの?
毎月自由に使えるお金であるおこづかいの金額ですが、最も多くなったのは「1万円〜3万円未満」で36.4%、次いで「3万円〜5万円未満」で19.4%、「1万円未満」が16.3%となりました。平均では2万7,998円で、2万9,133円が平均だった2019年と比較をすると1,135円減少との結果が出ました。