東証マザーズ株価指数は4日ぶり反発、売買代金は4日連続で2,000億円を下回る

東証マザーズの出来高は9,998万株、売買代金は1,510億円となりました。

出来高は前日より増加しましたが、売買代金は概ね横ばいでした。売買代金は159日連続で1,000億円を超えましたが、4日連続で2,000億円を下回るなど、個人投資家の様子見スタンスが一層強まったようです。

なお、株価指数は4日ぶりの反発となりましたが、終値では依然として1,200ポイントを下回っています。

伊藤忠商事が連日の年初来高値更新、アドバンテストは約14年ぶりの高値更新

日経平均株価の上昇に寄与した上位3銘柄

  • エムスリー(2413)
  • 東京エレクトロン(8035)
  • アドバンテスト(6857)

ハイテク株では、世界的な半導体需要の高まりを背景に関連銘柄が引き続き買われ、アドバンテストとルネサスエレクトロニクス(6723)が連日で年初来高値を更新し、東京エレクトロンも続伸となりました。特にアドバンテストは約14年ぶりの高値更新となっています。

また、前日に一斉に見直し買いが入った商社株は総じて反落したものの、中国に強い伊藤忠商事(8001)のみが“逆行高”で連日の年初来高値更新となりました。

その他では、コロナ禍で自粛生活が続く中での健康志向の高まりを背景に、ランニングシューズ大手のアシックス(7936)が大幅高で3日連続の年初来高値更新となり、スポーツウエア中堅のゴールドウイン(8111)も堅調に推移しました。