「ベテランママ」待遇に苦笑い

42歳・Cさんの場合

「42歳で第三子を出産しました。実は上2人は男の子で、今回初めての女の子!しかも間が11年も開いているので、初めての出産と同じ気分で挑んだつもりでしたが・・・。

産院ではベテランママ扱いを受けることに。当然といえば当然なのでしょうが・・・。若い頃のお産では手厚いサポートを受けてきたのに、と少しさびしく感じてしまいました。まあ、人の手を借りることが少なかった、という点では良かったのかもしれませんが・・・。

家族がお見舞いに来やすいようにと、入院時は個室の母子同室にしたのですが、看護師さんは1日1回様子を見に来る程度。『大丈夫…よね?』という感じで、滞在時間もほんの数秒という感じでした。

退院前の指導の時はインターンで見学の学生さんも同席したのですが、先生が学生さんに向かって『ほら見てごらん、ベテランママさんだ。お世話も手慣れたもんだろう?』って言うもんですから、肌着を着せる手が緊張してオタオタしてしまったことを覚えています(笑)。

でも、第二子と同じ産院にお世話になりましたが、アロマテラピーなど、産後ママ向けのサービスが充実していたことには新鮮な驚きでしたね。赤ちゃんを看護師さんに預け、つかの間の癒やしの時間を堪能することができました」

妊娠・出産は、何度目でも緊張するものです。「手厚いケアを・・・」とは言わないまでも、若い他のママたちと同程度には扱ってほしかったなぁ、とぼやくCさんでした。とはいえ、「これも場数を踏んだ者の強さかな?」と前向きに捉え、産後を乗り切ったそうです。