さらにコラボは生鮮食品にまで広がっています。コンビニチェーンのローソンは、12月1日から順次「鬼滅の刃みかん」(ローソン標準価格1袋461円・税込498円)の販売を開始。ローソンではこの他にもクリスマスケーキやおせちなど年末年始の商品を投入し、鬼滅の刃ファンの購買意欲をかき立てようとしています。

12月15日から予約開始となる「鬼滅の刃 恵方巻」(組み立て式オリジナル日輪刀お箸付き)は節分の鬼退治と相まって話題が集まることが予想されるなど、2021年も鬼滅の刃のアイテムの人気は続きそうです。

ついに鬼滅の刃ランドセルも登場

こうした飲食系商品、そしてTシャツなどの衣料品に止まらず、鬼滅コラボはランドセルのジャンルにも登場しました。

株式会社クロスターが2022年度入学児童向けのランドセルとして、完全受注生産の「炭治郎モデル」と「禰豆子モデル」(各税込6万9300円)の予約受付を開始(禰豆子の「禰」は「ネ+爾」が正しい標記)。炭治郎が着る羽織の黒と緑の市松模様と、禰豆子の着物柄をモチーフにしたランドセルカバーがそれぞれ附属しています。

大人気キャラクターがランドセルに登場するのは、これが初めてではありません。たとえば2014年に社会現象を起こした妖怪ウォッチも、実はランドセル化されています。しかし、同じ作品から男児向けと女児向け両方のランドセルが販売されるのは珍しいことです。

一方、大人向けのジャンルにも鬼滅コラボは範囲を広げています。