2020年も残すところあとわずかになりました。多くの人にとって、昨年の今頃には想像もつかなかった1年になったのではないでしょうか。
子育てにおいても、色々な場面でコロナの影響が見られました。我が家には幼稚園に通う子どもがいるので、今年の子育てをママ目線で振り返ってみたいと思います。
最後の幼稚園生活が想定外の1年に
我が家の一人娘は現在5歳、幼稚園の年長クラスに通っています。今年は幼稚園生活の集大成として、色々なイベントでの姿を楽しみにしていました。しかしコロナによって最後の一年が全く違うものとなったのです。
最もインパクトが大きかったのは、3月の全国一斉休校から緊急事態宣言の時。娘の通う幼稚園ではしばらく臨時休園となりました。年度をまたぐ形で長いお休みになったため、子どもたちは“いつの間にか”年長さんになり、クラスも担任も変わっている…という状態。娘もあまり実感が湧いていないようでした。
その後3日に1回の分散登園といったステップを経て、いつもより短い夏休みとなり、2学期からは通常に近い形での保育が再開しました。
とはいえ、予定していた年間行事は中止・延期となったものも多く、例年よりずいぶんコンパクトになっています。特に運動会は園が力を入れている一大イベント。今年は競技・演目数も減り、観覧も制限されて寂しい気持ちもありましたが、そんな中でも何とか無事に開催されたことは本当にありがたいと思っています。
一方で、働くママにとっては少し助かる面もありました。保育園に比べて幼稚園は保護者の出番が多いものですが(もちろん園によります)、今年度は感染リスクを避けるため、その負担が大幅に減ったのです。嬉しいと思いつつ、先生方には感謝しかありません。