男女で使いみちに差があるのも面白いところ

また、同じ1億円でも男女で使いみちに差がみられます。男女ともにトップは貯金・次点が親孝行ですが、男性の3位は「車を買う(26.2%)」女性は「家を買う(30.8%)」、また男性は海外よりも国内旅行が上位ですが、女性は4位に海外旅行が入っています。

そして、「子どもの養育費・教育費」が女性6位、男性9位。女性ではランク外になっている「資産運用」が男性の6位に入り、女性の9位に「美容・エステ代」が入るなど、4位以下は性別による特徴もみられるようです。

「一度、お気に入りのアパレルショップに行って『ここからここまで』という買い物をしてみたい」(33歳女性)

「1億円っていっても、仕事をやめて遊んで一生暮らすような余裕は出ないんじゃないかな。半分は貯金して、あとは投資にまわしたい」(47歳男性)

「住宅ローンの返済です。都内に二世代住宅を建てたので、正直1億円じゃ足りないくらい」(40歳男性)

ちなみに、宝くじは買った時点で4割が地方公共団体に収益金として入り、いわば税金を納めている形になります。そのため当せん金には所得税や住民税がかからず確定申告も不要なので、当たった分全てを思うように使えるのが嬉しいですね。