東証マザーズ株価指数は3日続伸、売買代金は4日連続で2,000億円を割り込む
東証マザーズの出来高は8,434万株、売買代金は1,745億円となりました。
出来高は先週末より増加しましたが、売買代金は概ね横ばいでした。売買代金は153日連続で1,000億円を超えましたが、4日連続で2,000億円を割り込むなど、個人投資家の様子見スタンスが強まっています。
なお、一部主力銘柄が買い戻されたことで株価指数は3日続伸となり、終値も1,200ポイント台を維持しています。
東京ドームが連日でストップ高の大爆騰、Go To トラベル混乱でJR株が軒並み急落
日経平均株価の上昇に寄与した上位3銘柄
- ファーストリテイリング(9983)
- エムスリー(2413)
- 中外製薬(4519)
先週末、三井不動産(8801)がTOBで東京ドーム(9681)を完全子会社化することを正式発表。このTOB価格(1株1,300円)にサヤ寄せする形で爆騰し、結局は+29%高に迫る1,347円で連日のストップ高となりました。なお、三井不動産は買収資金の負担増を懸念されて▲5%超安の急落で引けています。
また、ハイテク株も引き続き買われ、東京エレクトロン(8035)、日本電産(6594)、オムロン(6645)、HOYA(7741)、村田製作所(6981)などが連日で上場来高値を更新しました。ただ、高値更新後は売りに押され、HOYAやオムロンは終値で下落しています。
さらに、巣ごもり生活関連株の一角も買い戻され、宅配株のSGホールディングス(9143)や業務スーパーの神戸物産(3038)に加え、自宅美容ニーズへの期待から美顔器のヤーマン(6630)が年初来高値更新となったことが目を引きました。