おうちにいる時間が増えた結果、出費に変化があらわれて節約を意識するようになった方もいるのではないでしょうか。節約をする場合は、まずは「どの項目にどれくらいのお金がかかっているのか」現状を知ることが基本です。また、節約を始めるうえで最初は固定費や変動費、特別費のうち、固定費から見直すのが基本といわれています。

そこで今回は、固定費を見直すメリットやポイントについてまとめました。

家計の支出の種類

支出の把握をしたいときは、まず固定費変動費特別費といったざっくりとした項目にわけて考えることが多いですよね。固定費は毎月の支出が固定のもののことを指し、電気代やガス代などは固定費に含まれます。

変動費は毎月の支出がその月によって変わるもので、食費や日用品代などです。特別費は旅行代や家電が壊れてしまったときの買い替え代、イベント代など固定費や変動費のように毎月支払うわけではないものの、年間で何度か発生する支払いのことを指します。

固定費から見直す理由とは?

特別費は固定費・変動費とはわけて管理するというおうちもありますが、節約を始めるとしてこれらの中で最初に見直したい項目は、固定費です。

変動費や特別費を最初に見直すよりも固定費を先に見直すことの方が楽であるといわれています。その理由は、固定費はその名の通り毎月の支出額が決まっているからです。変動費や特別費はそのときによって支出が変化するため、一度見直しをしても効果がまったくないわけではないものの、その都度見直しが必要です。

それに比べ固定費は、保険料や通信費の基本料金など、毎月支出が大きく変化することはないので一度見直しをすれば長く継続できて毎月見直す手間がかからないのが大きなポイントです。