定年60歳以上「子や孫の生活費を出している人」は、どのくらいいるのか。

日本の高齢者は「お金持ち」「余裕がある」というイメージを持たれることが多いようです。60歳以降、定年退職金や相続などでまとまったお金が入る、という人も多いでしょう。今回は、60歳以上で「子や孫の生活費を負担している」人がどのくらいいるのか、内閣府の資料をもとに見ていきましょう。

「子や孫の生活費を負担」している高齢者はどのくらいいるのか?

内閣府が公表した、「高齢者の経済生活に関する調査 令和元年(2019年)度」では、生きがいや仕事、貯蓄や老後のたくわえといった、シニアの暮らし全般に関する意識調査が結果をみることができます。

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ここから、「子や孫の生活費を負担しているか」という設問への回答についてみていきます。

(※)各回答項目の「その他」は「子や孫がいない・無回答」と答えた人の割合の合計です。

年齢層別にみた「子や孫の生活費を負担している人」の割合(%)

さいしょに、年齢層ごとにみていきましょう。

60~64歳(n=258)

ほとんど負担している…6.2
一部を負担している…15.9
負担していない…63.2
その他…14.8

65~69歳(n=391)

ほとんど負担している…3.8
一部を負担している…19.7
負担していない…64.5
その他…12.0

70~74歳(n=402)

ほとんど負担している…2.2
一部を負担している…13.2
負担していない…76.4
その他…8.2

75~79歳(n=344)

ほとんど負担している…2.3
一部を負担している…14.8
負担していない…77.3
その他…5.5

80歳以上(n=360)

ほとんど負担している…1.9
一部を負担している…9.7
負担していない…82.5
その他…5.8

次では、子どもや孫との同居状況や、住まいの形態などに着目してみていきます。

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早稲田大学第一文学部史学科卒。学参系編集プロダクションなどで校正・校閲の経験を積みフリーランスに。
尊敬する人物は伊能忠敬・羽生善治。