老後資金はつみたて投資で始める
40代は老後に備えてどのような手段を取れば良いのでしょうか。
老後資金を用意する手段としては、つみたてニーサやイデコなどの非課税制度での積立投資がオススメです。40代では、60歳で定年を迎えるとするならばそれまで20年前後あります。
金融審議会の「高齢社会における資産形成・管理」によると、1985年の各年に毎月同じ金額ずつ国内外の株式や債券に積立投資した場合、保有期間が5年ではマイナスリターンが発生していたものが、保有期間が20年になるとプラスリターンに収斂し、そのバラツキも小さくなっていました。
あくまでも過去の実績にもとづいて計算したものであり、将来も同じ結果になるとは限りませんが、長期での積立・分散投資が一定のプラスリターンをもたらす可能性が高いことを示しているといえるでしょう。
20年以上の長期で運用を考え、少しでも早くから積立投資を始めることが大切です。