コロナ禍の収束が見えない中、三浦春馬さんや芦名星さん、竹内結子さんといった著名人が相次いで自殺、または自殺と見られる亡くなり方をされています。こうしたニュースを聞くたびに、熱心に応援していたという人でなくても、何か気持ちがざわついてしまう、落ち込んでしまうという人は少なくないでしょう。特に、家族・パートナー・友人など身近で大切な人に先立たれたとき、あるいは愛情を注いでいたペットが亡くなったときには、人は心に耐えがたいダメージを負ってしまいます。このような深い哀しみは、誰しも経験することかもしれませんが、もしものとき、いったいどのように自分に向き合えばいいのでしょうか。また、周りにいる人は、そうした悲嘆にくれる人に、どのように接していけばいいのでしょうか。この記事では、アドラー心理学を軸に、大切な人との死別などによる悲嘆(グリーフ)への支援を行うグリーフ専門士・井手敏郞氏の著書『大切な人を亡くしたあなたに知っておいてほしい5つのこと』をもとに、誰もが経験する悲嘆と向き合い、自分らしく生きるために覚えておきたいことを井手氏に解説してもらいました。